もくじ
- 乾燥を防ぐ保湿効果
- ベタつきや臭いを防ぐ効果
- フケ、かゆみを防ぐクレンジング効果
椿油の成分の8割以上は、“オレイン酸”と呼ばれる脂肪酸。
“オレイン酸”は、私たちの健康な皮膚から分泌される皮脂と非常によく似た成分。保湿力に優れ乾燥しがちな頭皮を適度に潤してくれます。
頭皮が潤されることで、頭皮を乾燥から守るための過剰な皮脂分泌も抑えられ、ベタつきや臭いも予防。頭皮の保湿がいくつもの頭皮トラブルを防いでくれるのです。
さらに肌馴染みが良いので、普段のシャンプーだけでは落ちにくい皮脂汚れを浮かせて落としてくれるクレンジング効果も。フケや臭い、かゆみの原因となる不要な皮脂を取り除けるので、皮脂の過多による頭皮トラブルも防げます。
椿油を使うとき、具体的にどのタイミングで、どういった方法で頭皮ケアをしていくのでしょうか。ここでは、頭皮ケアとして使える椿油の中でも、有名な大島椿の使い方を元に頭皮ケア方法をご紹介します。
【使用頻度】
週1回程度
【使用量】
5〜10ml
(小さじ1〜2杯程度)
【使い方】
- シャンプー前の乾いた頭皮に椿油を馴染ませる
指先に椿油を取り、指の腹を使って頭皮全体に丁寧に馴染ませます。 - 5分間ほど放置
- ぬるま湯でしっかりすすぐ
- シャンプーで頭皮を洗う
頭皮を丁寧に洗うように意識しましょう。泡立ちが悪い時はシャンプーを多めに使うと良いですよ。 - ドライヤーで乾かす

椿油の中でも有名な物といえば大島椿だけど、他にも色々な種類の椿油があるのよ。 今回は大島椿を含めて、3つ紹介するわね。
大島椿 | 40ml | 1,188円 |
生の椿油 | 50ml | 5,140円 |
シャンプー前の頭皮のオイル | 8ml ×5本 | 1,490円 |
※商品価格はいずれも2018年8月31日時点、各公式通販サイトの税込価格を参照しています。
まずご紹介するのは、椿油の中でも有名な大島椿のマルチオイル。ドラッグストアでもよく見かける椿油です。
頭皮のクレンジングはもちろん、洗い流さないトリートメントやヘアパック、スタイリング剤、さらにフェイスケアやハンドケアなど全身に使用できる万能オイル。
椿油100%・無香料・無着色の自然派オイルです。
椿油以外の成分が入っていないので、ベタつきそう…と思う人もいるかもしれませんが、独自の精製技術でにおいやベタつきが少なく作られているので心配いりません。
40ml、60ml、120mlの3サイズを展開。まずは一度使って見たい、という人も一番小さな40mlで試すことができるので、気軽に始められそうですね。
生の椿油は国産ヤブツバキの種のみを使用した、100%天然オイル。
オレイン酸を85%含んでいるため、皮脂が不足することによって起きる頭皮の乾燥を防いでくれます。
また生の椿油は、熱を加えない非加熱製法で生成されているため、高い保湿力が特徴。非加熱製法で作られた椿油は、加熱製法で精製されたものよりも2.5倍の保湿力があると言われています。
純度が高くサラサラなので、頭皮にまんべんなく行き渡ります。少々価格は高いですが、使い心地の良さやこだわりの製法が女性に人気。
15mlのミニサイズもあるので、まずは少量だけ!という人もで気軽に購入できます。
3つ目は、大島椿から販売されている頭皮クレンジング専用の椿油。
マルチオイルのように他の用途には使用できませんが、フケやかゆみ、頭皮の乾燥、ベタつきなどの頭皮トラブルに効果的。毛穴の皮脂汚れなどを自然に浮かせ落としやすくしてくれます。
最大のポイントはノズルの形。頭皮に直接塗布できる形で、品質だけでなく使いやすさにもこだわっています。
髪が長くて指だけではオイルをなじませにくい…という女性におすすめ。
さらに同じシリーズの「やさしく頭皮を洗うシャンプー」と相性がいいので、より本格的に頭皮ケアをしたい人は、一緒に使うのも良いでしょう。
椿油は頭皮だけでなく、全身のケアができるものもたくさんあります。こちらでは椿油による頭皮ケア以外のケア方法や効果についてご紹介します。
- ヘアケア
- フェイスケア
- 全身のスキンケア
椿油の高い保湿力は髪のパサつきを抑え、うるおいと美しいツヤを与えてくれます。
使用例としては以下の通り。
◎洗髪前の“オイルパック”
枝毛などダメージが気になる部分を中心に、椿油をしっかりと馴染ませることでパサついた髪に潤いを与えます。週1回ほどのケアでしっとりまとまりやすい髪に。
◎洗髪後の“アウトバストリートメント”
手のひらでよく伸ばした椿油を、手ぐしで髪全体に馴染ませましょう。髪のうるおいを守り、ハリとツヤのある髪に。
◎日常的な“スタイリング剤”
椿油を手のひらでのばし、手ぐしで髪全体にうすくつけたら、ブラシやクシで髪を整えます。髪にツヤが出て、しっとりとまとまります。
肌馴染みの良い椿油は、天然素材なので肌への負担も少なく、水分の蒸発を抑えうるおいに満ちた肌へと整えてくれます。
使用例は以下のとおり。
◎毎日の“クレンジング”
乾いた手のひらで椿油を顔全体に馴染ませたら、ティッシュオフして普段通りの洗顔を行います。肌への負担が少なく、メイクをきれいに落としてくれます。
◎週1回の“オイルパック”
クレンジング同様に、椿油を顔全体に乾いた手のひらで馴染ませたら、5〜10分ほど放置。保湿効果が高まり、うるおいに満ちた肌へと整えてくれます。
◎集中ケアしたい“角質ケア”
乾いた指の腹で小鼻など気になる部分に、椿油をクルクルと優しく円を描くように馴染ませます。 5〜10分ほど放置後、ティッシュオフして洗顔すれば、角質部分がきれいになり肌もしっとり。
椿油はボディケアオイルとしても大活躍。全身の保湿ケアに使用できます。
◎入浴後の“ 全身保湿ケア”
週1回ほど入浴直後のタイミングで、手のひらに出した椿油をマッサージするようにやさしく全身に馴染ませます。乾燥した肌にうるおいを与えしっとりとした肌に。
◎カサつきやすい“ひざ、ひじ、かかと部分の集中ケア”
頻度と使用方法は、上記の全身保湿ケアと同じ。かさつきやすく気になるひざ、ひじ、かかと部分はより入念に馴染ませましょう。
◎日頃の“ハンド、ネイルケア”
椿油を両手のひらと甲、指の間、手首から指先、爪の先までしっかりと馴染ませます。しっとりとやわらかい肌へ導きます。
商品の中には、食用の椿油もあります。椿油に含まれている“オレイン酸”は、血中脂質を下げて血行を良くする働きが期待されています。椿油で美容と一緒に健康への意識も高められますね。

椿油は肌の油分と近い成分で肌馴染みも良いから、頭皮の乾燥からベタつきの対策まで幅広く使えることがわかったわね。かゆみ、フケ、乾燥、ベタつき、臭い…いろんな頭皮トラブルの対策として使えるから、これを機に椿油での頭皮ケアを始めるのも良いかもしれないわね!特徴や価格で、自分にあったものを見つけてちょうだいね。
大島椿 | 40ml/1,188円 | ・全身に使えるマルチオイル ・ベタつき/においが少ない製法 |
生の椿油 | 50ml/5,140円 | ・全身に使えるマルチオイル ・保湿力が高い非加熱製法 |
シャンプー前の頭皮のオイル | 8ml ×5本/1,490円 | ・頭皮クレンジング用オイル ・頭皮に直接使えるノズル式 |
※1.記事の内容は、効能効果または安全性を保証するものではありません。
サイトの情報を利用し判断・行動する場合は、医師や薬剤師等のしかるべき資格を有する専門家にご相談し、ご自身の責任の上で行ってください。
※2.記事内の製品・サービスは、この記事に訪れた読者の方に最も適切だと判断したものを紹介しております。
ヘアケアやスキンケアができる椿油、一度はドラッグストアなんかで見たことがあるわよね。できるだけ自然なものを使いたいから気になるけど、どう使うのが正解なの?ベタついたりしない?具体的にどんな効果があるの?っていう疑問もたくさん。今回は椿油の効果や椿油でできる頭皮ケアを詳しく紹介するわね。