もくじ

  1. 1 頭皮の【赤み・痒み・フケ】は頭皮の炎症が原因だった!
  2. 2 <脂漏性皮膚炎におすすめ>頭皮が赤い・痒い・フケが出る時の対策方法
  3. 3 <乾燥性皮膚炎におすすめ>頭皮が赤い・痒い・フケが出る時の対策方法
  4. 4 <接触性皮膚炎におすすめ>頭皮が赤い・痒い・フケが出る時の対策方法
  5. 5 <アトピー性皮膚炎におすすめ>頭皮が赤い・痒い・フケが出る時の対策方法
  6. 6 <放置はNG>頭皮の異常を感じた時に注意したい3つの行動
  7. 7 今すぐなんとかしたい!頭皮の痒みや炎症を抑える薬で対処しよう
  8. 8 頭皮の赤み・痒み・フケの原因がわからない人は、皮膚科を受診!
  9. 全ての目次を見る
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めぐみ

頭皮が痒いと思って鏡を見てみたら、赤みまで…。しかもフケも出ちゃってる。早くなんとかしたい!って思っても、どうしたらいいのかわからなくて、なんとなくそのままにしちゃったり。でも、ちゃんと対策すれば痒みや赤みを抑えることはもちろん、フケを減らすことだってできるかもしれないの。頭皮の赤み・痒み・フケが起こる原因を知れば、適切な対策がとれるわよ。

頭皮に赤み、痒み、フケが同時に出ている場合、主に4つの炎症が原因だと考えられます。

  1. 脂漏(しろう)性皮膚炎
  2. 乾燥性皮膚炎
  3. 接触性皮膚炎
  4. アトピー性皮膚炎

それぞれ、フケや頭皮の状態に特徴があるので、自分がどの炎症に当てはまるのか、チェックしてみましょう。

脂漏性皮膚炎は皮脂量が多くなり、頭皮の常在菌が繁殖することで起こる皮膚炎。

常在菌は常に頭皮にいる細菌。通常であれば悪影響はありませんが、皮脂を餌としているため、皮脂量が多くなると繁殖し、皮脂を頭皮の刺激となる物質に変換するために頭皮が炎症を起こすのです。

脂漏性皮膚炎の症状として特徴的なのは、湿ったベタつきのあるフケが出ること。ひどくなると、フケが頭皮を覆いかさぶたのようになります。

頭皮にベタつきがあったり、湿ったフケが大量に出ているようなら、脂漏性皮膚炎の可能性があるでしょう。

\脂漏性皮膚炎の対策は?/
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乾燥性皮膚炎は、皮脂欠乏性湿疹とも言われます。これは脂漏性皮膚炎とは反対に、皮脂が足りないことで起こる皮膚の炎症。

皮脂は頭皮に膜を張り水分の蒸発を防いだり、外部からの刺激をシャットアウトしたりする役割があります。しかし、このバリア機能を果たす皮脂が不足することで、頭皮が刺激を受け炎症を起こすのです。

乾燥性皮膚炎によるフケの特徴は、パラパラと細かく乾燥していること。肌が乾燥しやすく乾いたフケが出る人は、乾燥性皮膚炎の可能性があると言えるでしょう。

\乾燥性皮膚炎の対策は?/
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接触性皮膚炎は、一般的に"かぶれ”と言われるものです。

パーマ剤などの刺激物による刺激性接触皮膚炎と、金属やシャンプーなどの成分に対するアレルギー性接触皮膚炎の2つに分けられます。

フケの特徴は乾燥性のフケのように、パラパラとした細かいこと。

赤みや痒み、フケが出る直前にカラーやパーマをした人、直前にシャンプーなどのヘアケア商品を変えた人は、接触性皮膚炎が赤みや痒み、フケの原因になっている可能性があります。

さらに、生理や妊娠、出産によるホルモンバランスの変化で肌が敏感になっていると、これまで大丈夫だった成分に頭皮が敏感に反応してしまうこともあります。

\接触性皮膚炎の対策は?/
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アトピー性皮膚炎は、慢性的に湿疹の繰り返す皮膚の疾患。皮膚のバリア機能の低下とそれに伴う乾燥アレルギーによる炎症が絡みあって起こるとされています。

アトピー性皮膚炎になるとバリア機能が低下した肌から雑菌やアレルギーの原因が入り込みます。人の体はアレルゲンに対する抗体を作りますが、その働きが過剰になってしまい、余計な部分まで攻撃して炎症の慢性化が助長されると言われています。

強い痒みがあり、皮膚がじゅくじゅくする、皮が剥けフケが出る、長引くとゴワゴワした硬い肌になることが特徴。乾燥したようなフケが出るため、患部だけを見ると乾燥性皮膚炎と間違えてしまうことも。

アレルギーを起こしやすい体質の人や、もともとアトピーを持っている人、強い痒みや乾燥が頭皮だけでなく膝の裏や肘の裏など関節の内部に見られる人は、アトピー性皮膚炎の可能性があります。

\アトピー性皮膚炎の対策は?/
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当てはまる症状はあったかしら?改めてチェックしてみてちょうだい!

べたついたフケが特徴の脂漏性皮膚炎を完治させるためには、皮膚科での治療が必要です。皮膚科では、抗真菌剤という菌の繁殖を抑える薬などで、常在菌を減らす治療が行われます。この治療は、セルフケアでは 行えないので、しっかり治すのであれば皮膚科を受診しましょう。

こちらでは、病院での治療とは別に自宅でできる簡易な対策を4つご紹介します。

  1. 抗真菌成分配合のシャンプーを使う
  2. 洗い残しのない適切な洗髪を行う
  3. ドライヤーを使用して乾かす
  4. ビタミン類を積極的に取り、脂っこい食事を控える

脂漏性皮膚炎が疑われる場合、抗真菌成分を配合した薬用シャンプーがおすすめ。

市販のシャンプーでは「ミコナゾール硝酸塩」という抗真菌成分が使われています。他にも、抗炎症成分として「グリチルリチン酸ジカリウム」が含まれているシャンプーも。

こうしたシャンプーには、フケやかゆみを抑える効果が認められています。

医薬品のように強い作用はないので、シャンプーで脂漏性皮膚炎が治せるわけではありませんが、炎症を悪化させない対策ができます。

一般的なシャンプーでは、こうした成分が含まれるものは少ないので、ドラッグストアなどで購入する際はボトル裏の成分一覧を確認しましょう。

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めぐみ

ミコンゾール硝酸塩やグリチルリチン酸ジカリウムを含むシャンプーの中でも、よく知られているメーカーのものをご紹介するわ。ネットではもちろん、ドラッグストアなんかでも購入できるわよ。

メディクイックH頭皮のメディカルシャンプーは、ロート製薬が販売している医薬部外品のシャンプー。

ミコナゾール硝酸塩グリチルリチン酸ジカリウムを有効成分としており、フケ・かゆみを防ぐ効果が認められています。

アミノ酸系洗浄成分を使用しているので、炎症が起きた頭皮にも優しく使用できるのが特徴。保湿成分も配合されており、頭皮を潤し健やかに保ってくれます。

皮脂量の増加は、乾燥した頭皮を守るために起こることも。保湿成分が入ったシャンプーを使うことで、乾燥による皮脂の増加を防ぐ効果も期待できます。

皮脂汚れの洗い残しやすすぎ残しを防ぐためには、シャンプー方法への気配りも大切です。

洗い残し、すすぎ残しを減らすシャンプーのコツがこちらです。

  • シャンプーは十分に泡だててから使う
  • 頭皮をマッサージするように洗う
  • すすぎは3分ほどかけてじっくり行う

シャンプーを直接頭皮につけると、シャンプーのすすぎ残しに繋がります。手のひらや泡だてネットを使って、十分に泡だててから頭皮や髪の毛につけましょう。

続いて髪の毛を洗う時は、頭皮を洗う意識でマッサージするように洗います。こうすることで、毛穴の汚れを押し出ししっかり洗うことができるのです。

すすぎ残しは菌の餌を洗い流せていないようなもの。菌の繁殖に繋がるので、時間をかけて頭皮をしっかりすすぎましょう。

頭皮が濡れていたり、湿っていたりすると、雑菌が繁殖してしまいます。

自然乾燥は一見頭皮に良さそうですが、湿ったままの時間が長くなり雑菌を増やす行為になるためNG。シャワーを浴びたあとは、ドライヤーを使って頭皮と髪の毛をしっかり乾かしましょう。

ドライヤーをする時は、髪の根元を乾かすように一度、頭全体を乾かし、続いて髪の毛の真ん中あたり、毛先の順番で乾かすと頭皮をしっかり乾かすことができ、髪も綺麗にまとまります。

長期的な対策として、食事に気を使うことも大切です。

ビタミン類には皮脂の分泌量を適切にコントロールする働きがあります。皮膚科で行われる治療でも、ビタミン剤が処方されることがあるほど。

特にビタミンB2ビタミンB6が皮脂のコントロールにおすすめと言われています。ビタミンB2は豚レバーや海苔、卵白などに多く含まれます。ビタミンB6は唐辛子やにんにくに含まれている栄養素。これらの食べ物を積極的に食事に取り入れてみましょう。

また、食事で注意したいのは揚げ物などの脂っこいものや、甘いものの取りすぎ。脂っこいものや甘いものは、皮脂の分泌を促してしまうので、摂取する量を少なくしましょう。

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めぐみ

乾燥性皮膚炎の場合、原因は肌の乾燥。ひどい場合はセルフケアだけじゃ足りないから、皮膚科を受診した方がいいわ。でも、菌の繁殖とかではないから、軽度なら乾燥を防いだり保湿したりすることで治せるの。ここでは自宅でできるセルフケアを紹介するわね。

【乾燥性皮膚炎のセルフケア方法】

  1. 保湿剤で頭皮に潤いを与える
  2. 潤いを守れるシャンプーを使う
  3. シャワーの習慣に注意する
  4. 食事に気を使う

頭皮の乾燥を和らげるためには、保湿が重要。

外部から頭皮に潤いを与えることで、頭皮のバリア機能を助け乾燥を予防。また、保湿によってカサカサしたフケを防ぎ、かゆみを抑えることもできるのです。

ボディクリームや化粧水で体や顔の乾燥を防ぐのと同じように、頭皮にも潤いを与えることが大切なのです。

ドラッグストアなどでは”スカルプローション”や"頭皮用化粧水"といった、頭皮向けの化粧水が売られています。価格も比較的手軽なので、フェイスケアと合わせてスカルプケアも行ってみてください。

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めぐみ

頭皮の乾燥を防ぐならメディクイックH頭皮のしっとりローションがおすすめよ。乾燥によるフケのために作られた薬用ローションなの。

メディクイックH頭皮しっとりローションは、乾燥によるフケやかゆみを抑える効果が認められている医薬部外品の薬用ローション。

有効成分として、炎症を抑えるグリチルリチン酸ジカリウムや、頭皮の代謝を整えるD-パントテニルアルコールを配合しています。

その他にも保湿成分として、濃グリセリンBGを配合。頭皮に潤いの膜を作り、乾燥を抑えます

頭皮のために作られたローションなので、髪につかず患部にピンポイントで塗布しやすいノズルになっているのも特徴です。

乾燥性皮膚炎には、皮脂を落としすぎず潤いを守れるアミノ酸系シャンプーがおすすめ。

アミノ酸系洗浄成分は、シャンプーに使われる洗浄成分の中でも比較的洗浄力が弱いシャンプー。そのため、必要な皮脂を残して洗い上げることができ、頭皮の水分量を保てるのです。

また乾燥した頭皮向けに作られた薬用シャンプーを使うのもおすすめ。頭皮の炎症を抑える目的でグリチルリチン酸が配合されているものであれば、乾燥による炎症の抑制効果が期待できます。

乾燥による皮膚炎の場合、抗真菌成分を含んでいる必要はないので、あくまでも"保湿"に力を入れたものを選びましょう。

【シャンプーの成分表】

アミノ酸系シャンプー 高級アルコール系シャンプー 石鹸系シャンプー
洗浄力 優しい 強い 比較的強い
主な
成分表記
ココイル~
コカミド~
ラウリン酸
ミリスチン酸
グルタミン酸
メチルタウリン
グリシン
メチルアラニン
サルコシン
ラウリル硫酸~
ラウレス硫酸~
アルキル硫酸~
パレス硫酸
硫酸塩ラウレ
石けん分
石けん素地
脂肪酸ナトリウム

脂肪酸カリウム
ラウリン酸ナトリウム

高級アルコール系シャンプーは洗浄力や刺激が強いため、乾燥した頭皮にはおすすめできません。石鹸系シャンプーもアミノ酸系シャンプーに比べると洗浄力が高いとされています。

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めぐみ

乾燥で痒い頭皮やフケが出る頭皮におすすめの薬用シャンプーは、アミノ酸系洗浄成分+炎症を抑えるグリチルリチン酸が含まれたミノン薬用シャンプー。テレビCMなんかでもよく見かけるわよね。ドラッグストアなんかで簡単に買えるわよ。

ミノン薬用シャンプーは、第一三共ヘルスケアから販売されている医薬部外品のシャンプー。

アミノ酸系の洗浄成分を使用しているため、頭皮の潤いを守りながら優しく洗い上げてくれます。また、頭皮の炎症を抑える成分が含まれており、フケやかゆみへの効果が認められています。

さらにアレルギーの原因物質を極力カットしているのも特徴。敏感な肌でも使用できるので、乾燥で炎症を起こした肌でも優しく使うことができます。

シャンプーの種類だけでなく、シャンプーの習慣も頭皮の乾燥を悪化させることがあります。乾燥性皮膚炎と思われる人は下記のようなポイントをおさえて、日々の洗髪を行いましょう。

  • シャワーの温度は低め(38℃ほど)
  • シャンプーは1日1回まで
  • 出かける直前に洗髪しない

お湯は頭皮の皮脂を溶かし洗い流します。しかし温度が高すぎると、多くの皮脂が洗い流されてしまい必要な皮脂が不足してしまうのです。

また、シャンプーの頻度が高いことも頭皮の皮脂不足を招く原因の一つ。フケが気になるからと1日に何度もシャンプーしたくなる気持ちはわかりますが、いくら洗浄力が弱いシャンプーを使っていても何度も洗うと皮脂が足りなくなってしまうので注意しましょう。

さらに髪の毛を洗うタイミングにも注意が必要。日中に出かけると頭皮に紫外線が当たります。本来であれば、皮脂が紫外線からの刺激を守ってくれますが、髪の毛を洗った直後は、皮脂が少ない状態。この状態で紫外線を浴びることで、頭皮への刺激が増えさらに乾燥してしまうのです。

頭皮の乾燥を防ぐためには、食事の見直しも重要な対策の一つです。特に代謝を促し、潤いを保つ働きがあるとされているビタミンAやビタミンCを多くとりましょう。

ビタミンAは皮膚を正常に保つ働きがあり、不足すると肌の角質化や乾燥を招くとされています。一方ビタミンCはコラーゲンの生成を助ける作用や、抗酸化作用があるとされている栄養素。

どちらも頭皮を含む体の皮膚の潤いを守り、健康を保つために重要な栄養素なのです。

ビタミンAはうなぎやレバー、人参などの緑黄色野菜に含まれおり、ビタミンCはレモンなどの柑橘類や野菜、芋に多く含まれています。

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めぐみ

ビタミンAやCは野菜に含まれることが多いから、食事に取り入れるのも簡単そうね。ビタミンCは水に溶けやすくて、熱にも弱いから、水にさらしすぎたり、茹ですぎたりしないように注意して調理すると、効率的にとれるわよ。

接触性皮膚炎の場合、炎症が治るまでには時間がかかりますが、皮膚炎の原因を遠ざけるだけで対策ができます。まずは、原因となっているものを突き止め、以下のような対策を行うのがおすすめです。

  1. シャンプーは整髪料などヘアケア剤を見直す
  2. カラーやパーマを避ける
  3. その他、アレルギーの原因を遠ざける

シャンプーやトリートメント、ヘアケアオイル、ワックス、スプレーなど、女性が使うヘアケア剤やスタイリング剤はたくさんありますよね。

こうした製品には、頭皮の刺激になる物質が含まれていたり、人によってはアレルギーを起こす成分が入っている場合も。

日常使いするヘアケア剤を変えたあとに、赤みや痒み、フケが出てきたのなら、まずは変えたヘアケア剤の使用を中止してみましょう。炎症が悪化する可能性があるので、無理に使い続けないことが一番です。

また、生理中や妊娠中など、ホルモンバランスが落ち着いていない時期や、寝不足などで生活が乱れている時は肌が敏感になります。普段であれば大丈夫なものが刺激になってしまうことが。

体の変化や生活の変化と共に、ヘアケア剤やスタイリング剤が合わなくなっている可能性がある場合も、無理に使い続けるのではなく一時的に使用を中止しましょう。

新しいものを選ぶ時は、できるだけ添加物が少ないものや、低刺激性のもの、自分のアレルギー減となる成分が使用されていないものを選ぶようにしましょうね。

赤みや痒み、フケが出る前にカラーやパーマをしたのであれば、カラーやパーマはできるだけ避けましょう。

もし、定期的にカラーやパーマをしたいのであれば、炎症を起こしたものと同じ薬剤を使用しないようにするのがおすすめ。特定の薬剤に対して、肌が過剰反応を起こしていることが考えられるためです。

特に家庭用のカラー剤は、美容院で使用されているものに比べて刺激が強い場合が多くあります。美容院でのカラーが大丈夫だったとしても、家庭で行う時はパッチテストをするなど、対策を行いましょう。

また、普段は問題ないカラーやパーマでも、肌が敏感な時期に行うとかぶれを引き起こすことも。生理中や妊娠中、産後、体が疲れている時は美容師さんにその旨を伝えるようにしてくださいね。美容師さんも状況がわかれば、刺激が少ない薬剤を選んだり、頭皮の保護オイルを使用してくれます。

ヘアケア剤やスタイリング剤、カラーやパーマの薬剤以外にも、頭皮の接触性皮膚炎を起こす可能性があるものはたくさんあります。

  • 金属製のヘアピンやバレッタなどのアイテム
  • ゴム製のヘアアレンジアイテム
  • ターバンなど繊維製品のヘアアレンジアイテム
  • 天然オイルのアウトバストリートメント
  • 洗濯した帽子やシーツ

金属やゴム、衣類の繊維にアレルギーがある場合、使用しているヘアアレンジアイテムが頭皮の炎症の原因になっているかもしれません。

さらに「天然成分100%」「オーガニック」などの製品は一見安全そうですが、誰にとっても安全というわけではなくアレルギーを起こす可能性が考えられます。食べ物にアレルギーを持つ人が多いように、植物性のものにアレルギー反応を起こす人もいるのです。

洗濯で使用した洗剤や柔軟剤がしっかりすすがれていない場合、いつもは問題なかった帽子やシーツなどの寝具でアレルギーを起こすことも。頭皮や髪の毛に直接使用していないものが、かぶれの原因となる場合もあるのです。

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めぐみ

これまであまり意識したことがなかったものでも、気になったらアレルギー検査を受けてみたらどうかしら。自分が使用できるもの、使用できないものがはっきりわかれば、無意識のうちに使用して痒みやフケに悩まされることも少なくなるはずよ。

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めぐみ

アチピー性皮膚炎はセルフケアで治すことはできないわ。できるだけ早く皮膚科を受診して、お薬を処方してもらうのがおすすめよ。ただ、自宅で気をつけたいこともいくつかあるの。

【自宅でできるアトピー性皮膚炎の対策】

  1. 保湿剤を使う
  2. 刺激が少ないシャンプーを使う
  3. シャンプー方法を工夫する
  4. 引っ掻かない工夫をする

アトピー性皮膚炎の人は皮膚のバリア機能が低下するため、水分が蒸発しやすくなっています。そのため、保湿剤を使って頭皮を保湿し、乾燥させない対策が必要。

保湿剤を選ぶ際は、頭皮に使用するため使用感やボトルの形に注意しましょう。指でとって塗るクリームタイプだと髪の毛についてしまいます。またベタつきが強いものや、オイリーなものは髪が脂っぽく見えるので見た目がよくありません。

ローションタイプのサラサラしたものを選びましょう。

市販で購入できる保湿剤もたくさんありますが、皮膚科に通っている人は必ずお医者さんに相談してから使ってくださいね。

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めぐみ

市販で刺激が少なく使えて、頭皮に向いているローションタイプの保湿剤と言えば、キュレルの頭皮保湿ローションが有名よ。価格がお手頃なのも嬉しいわ。

キュレルの頭皮保湿ローションは、潤浸保湿セラミド機能成分(注1)配合した保湿剤。

セラミドは私たちの皮膚に存在している成分で角質細胞間脂質(かくしつさいぼうかんひしつ)という、細胞と細胞を繋ぐ役割をしており、肌のバリア機能を果たしているものの一つ。細胞と細胞の間が角質細胞間脂質で満たされていることで、皮膚の水分の蒸発を防ぎ潤いを保つことができるのです。

キュレルの頭皮保湿ローションは、保湿力が期待できますが、炎症を起こしている部分に傷があったり、ブツブツとした湿疹がある場合の使用は避けましょう。

注1:セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド

アトピー性皮膚炎は、傷やバリア機能が低下した皮膚から雑菌が入り込むことがあるので、頭皮を清潔に保つ必要があります。

ただし、刺激が強いシャンプーは肌の乾燥をひどくするためおすすめできません。

アトピー性皮膚炎の人には、低刺激性で香料や着色料が少ないものを使うのがおすすめ。アミノ酸系のシャンプーや石けん系のシャンプーなら、肌と同じ弱酸性。汚れをしっかり落としつつ、余計な刺激なく洗うことができます。

あまり特別なものを使用する必要はないですが、肌への刺激はできるだけ避けましょう。

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めぐみ

アトピー性皮膚炎にはできるだけ刺激が少なく、無添加のシャンプーを選びたいわよね。そんな時におすすめなのが、しゃぼん玉石けんのシャンプーよ。

シャボン玉石けんの無添加シャンプーは、敏感肌や乾燥肌の女性、子供など幅広く使用できる化粧品のシャンプー。

アトピー性皮膚炎に直接的な効果はありませんが、成分は水とカリ石ケン素地の2種類のみ。添加物はなく、香料や着色料、合成界面活性剤を使用していないため、頭皮を優しく洗い上げてくれます。

さらに泡タイプになっていることもポイント。最初から泡で出てくるので、シャンプーがそのまま頭皮についてしまって、すすぎ残しが増える心配もありません。

できる限り余計なものを使用していないシャンプーを使いたい人は、ぜひ検討してみてください。

頭皮のバリア機能を守るためにも、シャワーの温度に気をつけましょう。

お湯の温度が熱すぎると、バリア機能を果たす皮脂が流されてしまうため。38℃程度のぬるめのお湯でシャワーを浴びましょう。

また、シャンプーのすすぎ残しは、炎症の悪化に繋がるため要注意。シャンプーをしたあとは時間をかけてじっくりとすすぎを行いましょう。

シャンプーをつける時、あらかじめ手や泡だてネットで泡だてれば、頭皮へのシャンプー残りを防ぐことができます。

日々のちょっとした工夫で、潤いがある清潔な頭皮を目指しましょう。

アトピー性皮膚炎の特徴は、強い痒みを伴うこと。無意識のうちに引っ掻いてしまうこともあります。

しかし、引っ掻くと頭皮に傷ができ、そこからまた雑菌が侵入。さらに炎症をひどくし悪循環になってしまいます。

ここで覚えて起きたいのが、引っ掻かないようにする工夫や、引っ掻いても肌へのダメージが少なく済む工夫。

女性ならネイルをすることで、ネイルが剥がれないようにと引っ掻く行為を少なくすることができます。また、ネイルが難しい場合は爪を短く切るのも良いでしょう。長く鋭い爪で引っ掻いてしまうより、傷が少なくて済みます。

その他、痒みが出たら保湿をする、爪で引っ掻かず指の腹で抑えるだけにするなど、できるだけ患部を傷つけない心がけをしましょうね。

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めぐみ

ここまで、それぞれの頭皮の炎症に対する対策をお伝えしたけれど、これだけは気をつけて!っていうポイントもあるわ。炎症が悪化しちゃうことばかりだから、気をつけましょう。

  • 赤い、痒い、フケが出る頭皮を放置するのはNG
  • 赤い、痒い、フケが出る原因がわからないのに対策するのはNG
  • 痒いからと言ってかきむしるのはNG

脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎は放置していても治るものではありません。乾燥性皮膚炎は対策をしなければ長引いてしまいます。接触性皮膚炎も、原因がわからないままでは、またかぶれが起こってしまう可能性が…。

まずは、どの皮膚炎によって頭皮の赤みや痒み、フケが出ているのか原因を知って適切な対策を行うことが大切です。原因がわからないまま対策をしてしまうと、反対に炎症を悪化させることがあるのです。

また、痒いからといってかきむしるのは厳禁引っ掻いた傷から雑菌が入り、炎症がさらに悪化するのでやめましょう。

痒みがひどい場合は痒みを抑える薬を使用し、引っ掻かずに済む対処をするのおすすめ。乾燥性皮膚炎やアトピー性皮膚炎であれば、保湿することで一時的にかゆみを和らげることができます。

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めぐみ

頭皮の炎症自体をすぐに治すことは難しいわ。今回紹介した対策はどれも、長期的に続けて頭皮環境を改善していくものばかりなの。かゆみや赤みをいますぐなんとかしたい人は、一時的な対処として、かゆみ止めや炎症を抑える薬を使用して、炎症がひどくなったり、かゆみが強くて掻いてしまうことを防ぎましょう。

メディクイックHゴールドは、ロート製薬が販売する頭皮のかゆみ止め。湿疹、皮フ炎、かゆみ、かぶれなどに効果が認められている医薬品です。

患部に直接使用できる作りになっており、気になる場所にピンポイントで使用できます。

炎症やかゆみを鎮めてくれるので、病院に行く前の対処や、日々の対策のサポートとしての使用が可能。

ドラッグストアでの購入ができるのも嬉しいポイントです。第2類医薬品なので、薬剤師への相談なしで購入できますが、薬なので副作用には注意が必要。少しでも不安がある場合は、薬剤師に相談の上購入しましょう。

「赤い」「痒い」「フケが出る」といった症状は頭皮の炎症のサイン。考えられる4つの皮膚炎は、それぞれに適した対策があります。

もしどの炎症なのかわからない、炎症がひどくなっているという場合は迷わず皮膚科を受診しましょう。

自己判断による対策は、逆効果になることがあるので要注意。皮膚科では、それぞれの炎症や頭皮状態に合わせた薬を処方してもらうことができます。

また、日常生活での注意点や、対策をより詳しく相談することもできます。

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めぐみ

ずいぶん長くなってしまったけど、大事なのはちゃんと原因を知って対策をすることよ。まずは、自分の頭皮の症状や痒みが出る場面、フケの特徴と、それぞれの炎症の症状や原因を照らしわせてみてちょうだいね。そうすれば、どんな対策をすべきかわかるはずよ。

【赤い・痒い・フケが出る炎症の種類と特徴】

  • 脂漏性皮膚炎:頭皮のベタつき、皮脂が多い、ベタつくフケ
  • 乾燥性皮膚炎:細かくパラパラしたフケ、頭皮の乾燥、皮脂が少ない
  • 接触性皮膚炎:特定の商品を使ったあとのかゆみや赤み、乾いたフケ
  • アトピー性皮膚炎:強い痒みがあり、乾いたフケ

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