もくじ

  1. 1 髪の毛を抜く癖は病気?どうしたら治すことができるの…?
  2. 2 髪の毛を抜く癖がどうしてもやめられないなら、抜毛症という病気かも…
  3. 3 髪の毛を抜く癖を治すなら…どこに相談すべき?
  4. 4 髪の毛を抜いてしまう病気、抜毛症を治す方法
  5. 全ての目次を見る

「髪の毛を抜く癖をやめたいのにやめられない…」
「抜いたあとに後悔したり、罪悪感があるのに治せない…」

髪の毛を抜く癖は見た目にも関わり、一人で悩んでいる人も多いですよね。髪の毛を抜く癖は”抜毛症”とも言われますが、抜毛症はどうしたら治せるのでしょうか?

今回はこの抜毛症の詳細や、抜毛症の治療方法をご紹介します。

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めぐみ

今回紹介するのはあくまでも、病院で行われている治療の方法。癖を直したいという人は、こちらも併せてチェックしてみてちょうだいね。自宅で簡単にできる方法や、実際に癖が良くなった人の体験談も紹介しているわよ。

抜毛症とは、毛がない箇所がわかるほど、髪の毛などの体毛を引き抜いてしまう病気のこと。

現在の日本では人口の約1~2%が抜毛症だと言われています。特に小学生や中学生など思春期の前後で発症することが多く、大人になっても髪の毛を抜く癖が残ることも。

人によっては抜いた髪の毛を指で転がして遊んだり、毛根部分を歯で噛む、毛を飲み込むといった症状が見られることもあります。くせのある髪の毛だけを選んで抜く、強い緊張やストレスを感じると抜くなど、人によって症状はさまざま。

ただし、癖と病気の違いは極めて曖昧です。抜毛症は別名、抜毛癖とも呼ばれ、この2つは同じものとされているのです。癖なのか病気なのかわからない場合は、まず下のチェック項目で確認してみましょう。

  • 繰り返し抜くことで、髪が薄くなっている箇所がある
  • やめようという試みを何回もしているが改善できない
  • 毛を抜きたい衝動を自分でコントロールできない
  • 抜毛に関連する精神的苦痛を感じる
  • 薄くなった箇所をかつらやアレンジで隠している
  • 髪を抜く行為や、抜毛した箇所によって日常生活に支障が出ている


このチェック項目は、国際的な診断基準に近いものなの。当てはまるものがあるなら、抜毛症と診断される可能性があるわ。

現在の日本には抜毛症専門の治療を行なっている病院はありません。ただし、主な原因はストレスと言われており、治療のためには精神科・心療内科を受診するのが一般的。

精神科や心療内科では、行動療法という行動をコントロールする力を身につける治療が行われます。

さらに、髪の毛を抜く癖がある本人だけでなく、家族のサポートに対するアドバイスをもらうこともできます。

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めぐみ

抜毛症かどうかの診断も、精神科・心療内科でしてもらうことができるわ。ただ、精神科や心療内科の受診歴があると、生命保険に入るのが難しくなるの。ただ、病気をわかりながら放置するのは良くないわ。注意したいことを理解した上で、しっかり治療するためにも病院で診察を受けてちょうだいね。

髪の毛を抜く癖を治す治療法として用いられるものはいくつかありますが、実は日本ではまだ明確な治療法が確立されていないのが現状。

とはいえ治療が全くできないということではありません。現在、徐々に実例が多くなっていることから、有効と考えられるようになった治療法もあります。

主に、抜毛症に対して行われる4つの治療法がこちらです。

  1. 認知行動療法
  2. 習慣逆転法
  3. トークン・エコノミー法
  4. 薬物療法

それぞれの治療法は具体的にどのようなもので、どういった効果があるのでしょうか?

認知行動療法は、自分自身の行動を認知(詳しく知り、認める)して分析することで、髪の毛を抜く癖を治す方法です。

例えば、以下のようなことを知ることで、その対策を行うことができます。

認知と分析 対策
場所 特定の場所で抜くことが多い 特定の場所にいる時間を減らす
時間帯 一人でいることが多い 家族や友人と過ごす時間を増やす
特定の物を準備する傾向にある 特定の物を隠したり遠ざけたりする
部位 抜く部位は利き手側の側頭部 利き手側の側頭部の髪に抜きにくいようなアレンジを施す

ここに記載したのは、あくまでも一例。しかし、このように行動を具体的に分析することで、その人に応じた対策を取れるようになるのです。

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めぐみ

この方法なら自分でも試せそうね。例えば、髪の毛を抜く時は自室で、一人の時間帯。鏡を用意して右側の側頭部を抜くことが多い人なら、なるべく自室にいる時間を減らして、家族がいるリビングで過ごす。鏡は部屋に置かないで、右側の髪は編み込んでおく、なんていう風に。すぐに全部実行するのは大変だけど、一つだけでも行動を変えれば、髪を抜く場面が減るかもしれないわ。

習慣逆転法というのは、髪の毛を抜きたい衝動が高まった時、抜毛行為と相対立する行為を行って癖を治す方法。

例えば、両手を動かす、ぐるぐる回す、手をぎゅっと強く握るなど。他の行為に手を使うことで、髪の毛に手が伸びるのを防ぐのです。この時に大切なのが、決して髪を抜かないこと。

このように髪を抜かず、違う行動を習慣化して続けていくことで、古い癖を打ち消すことができるとされています。

習慣逆転法にはまず、「自分が髪の毛を抜こうとしている」「今、髪の毛を抜きたい」といった"意識"が必要。無意識のうちに抜くことが多い人は、まず髪の毛を抜くタイミングを意識することから始めることが必要です。

そのため、先に紹介した認知行動療法と併せて行われることがあります。

トークン・エコノミーとは、簡単にいうとご褒美をあげることで癖を改善して行く方法。

目標を達成した時に、物品などの「ごほうび(トークン)」を与えることで、髪の毛を抜かないことに対する意識を高めていきます。

例えば、カレンダー上で抜毛しなかった日に○、抜毛があった日に×をつけます。そうすると、意識的に「今日も○になるように」と髪の毛を抜く行為を減らせる可能性があるのです。

こちらも、髪の毛を抜くことを意識的に減らして治す方法で、認知行動療法や習慣逆転法と併せて行われます。

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めぐみ

髪の毛を抜く癖の治療でまず大切なのは、髪の毛を抜く前に気づくことなのね。それから習慣の規則性や法則性がわかれば自分にあった対策がとれるわ。行動療法は、自分でできるものもあるから、少し意識するところからはじめてみるのもいいかもしれないわね。

抜毛症に直接的な効果がある薬はありません。

しかし、抜毛症は心理的な要因によるものとする意見もあり、心理的要因が大きいと判断された場合、治療として抗うつ剤の1種が用いられることがあります。

それがSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)。これは抜毛症と関連があると言われる切迫性障害や、衝動制御障害にも使用されている薬です。

しかし、薬物療法は誰にでも効果があるわけではないので、薬で絶対に治すことができるわけではないことも覚えておきましょう。

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めぐみ

髪の毛を抜く癖、抜毛症は対策や治療で改善させることができるわ。まずはできることから、不安な時はお医者さんと一緒に、少しずつ対策をはじめることね。最後に、抜毛症を治す治療法のポイントをおさらいしておきましょう。

  1. 認知行動療法
    →行動の規則性や傾向を分析し対策する
  2. 習慣逆転法
    →他の癖を習慣として古い癖をなくす
  3. トークン・エコノミー法
    →ご褒美をあげて抜毛を治す意識を高める
  4. 薬物療法
    →抗うつ剤を使用することがある
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めぐみ

早く治したい気持ちはわかるけど、あまり焦らないでちょうだいね。今日明日で簡単に治すことはできないから、時間がかかるものだって思って治すことで余計なストレスを感じずに過ごすことができるはずよ。


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