もくじ

  1. 1 薬を使っても湿疹が治らないのは”原因”を取り除けていないのかも!
  2. 2 あなたの頭皮湿疹はどのタイプ?
  3. 3 ①脂漏性皮膚炎による頭皮湿疹〈原因・対策・治療法〉
  4. 4 ②乾燥性皮膚炎による頭皮湿疹〈原因・対策・治療法〉
  5. 5 ③接触性皮膚炎による頭皮湿疹〈原因・対策・治療法〉
  6. 6 ④アトピー性皮膚炎による頭皮湿疹〈原因・対策・治療法〉
  7. 7 【参考】どの皮膚炎にも共通する洗髪時の注意点!
  8. 8 頭皮湿疹の対策には要因を取り除くことも大切…!
  9. 全ての目次を見る
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あん

頭皮の湿疹を早く治したい!そんな人にとって味方になるのが市販や処方される薬。でも、薬を使ってもあまり効いていない気がする、なかなか治らないってことあるよね。今回はそんな治りにくいと感じている女性の頭皮湿疹におすすめの対策をまとめたよ。日頃からできる簡単な対策ばかりだから、今日からやってみてね!

頭皮に湿疹が出るのには、必ず原因があります。その原因を取り除かずに薬を使っても、頭皮の湿疹は治りません。

頭皮湿疹を治すためには次の3つが必要です。

  • ①原因把握:どの皮膚炎による頭皮湿疹なのか、原因は何かを把握する
  • ②根本的な対策:皮膚炎を引き起こす要因を取り除く
  • ③表面的な対処:原因と症状に合った薬を用いて治療する

薬を使用しても湿疹が治らない場合は、②ができていないことが多いのです。

また症状がひどい場合、自己判断で対処していたり、市販の薬での対応していたりしても効果が見られないこともあるので、症状が重たい場合は皮膚科での治療を受ける必要があります。

Comment ann 1
あん

確かに、皮膚炎や湿疹を起こしている原因がずっとあれば、一時的に薬で良くなってもまたすぐに再発しちゃうよね。まずは、どんな皮膚炎のせいで湿疹ができているのか、その皮膚炎を起こしている原因は具体的に何なのかをちゃんとチェックする必要がありそう!

頭皮の湿疹の原因となりやすい皮膚炎は次の4つ。それぞれ原因や対策が異なるため、症状を見比べて、まずはあなたの頭皮湿疹がどの皮膚炎によるものなのか確認しましょう。

4つの皮膚炎と主な症状はこれ!

  • 脂漏性皮膚炎
    症状:頭皮のベタつき、臭い、湿性のフケ、赤み など
  • 乾燥性皮膚炎
    症状:頭皮がカサカサ、乾いた細かいフケ、強いかゆみ など
  • 接触性皮膚炎
    症状:局所的または一時的なかゆみ・赤み・フケ・乾燥 など
  • アトピー性皮膚炎
    症状:頭部以外に関節の内側に発症、改善と悪化を繰り返す など

脂漏性皮膚炎は、湿疹の他に以下のような症状が見られます。

  • 頭皮のベタつき
  • しっとりした湿性のフケ
  • 臭い
  • 赤み
  • かゆみ

脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌による頭皮のべたつきが特徴的な皮膚疾患です。

しっとりとした湿性のフケや皮脂の酸化が原因で臭いがでることも。

湿疹の他にこのような症状に心当たりのある女性はこちら>>脂漏性皮膚炎の原因と対策

乾燥性皮膚炎は乾燥による頭皮の炎症なので、乾燥によって以下のような症状が特徴です。

  • 肌のひび割れ
  • かさつき
  • 細かいパラパラとしたフケ
  • かゆみ

頭皮が乾燥すると肌がひび割れたり、水分が失われたパラパラとしたフケが出たり…。

さらには、乾燥が原因の頭皮の激しいかゆみに襲われることもあります。日頃から頭皮の乾燥・かさつきが気になっている場合、乾燥性皮膚炎の可能性があると言えるでしょう。

湿疹の他にこのような症状に心当たりのある女性はこちら>>乾燥性皮膚炎の原因と対策

接触性皮膚炎というのは、一般的に”かぶれ”と言われるもの。湿疹の他に以下のような症状が見られます。

  • 局所的な強いかゆみ
  • ある一定の状況下でかゆみが出る
  • シャンプーや育毛剤を変えた後から湿疹やかゆみが出る

接触性皮膚炎は特定の製品・成分に接触することで起こるため、局所的や一時的に症状が現れるのが特徴。

シャンプーやヘアケア剤、時にはヘアアレンジに使用するピンやゴムなどによって引き起こされることもあります。

そのため、育毛剤を使った箇所だけかゆくなったり、お風呂のあとや育毛剤使用後などの決まった時にだけかゆくなるといった症状が出ます。

また、頭皮に触れるシャンプーなどのケア製品を変えたあとに湿疹が出やすいのも、接触性皮膚炎の大きな特徴です。

湿疹の他にこのような症状に心当たりのある女性はこちら>>接触性皮膚炎の原因と対策

アトピー性皮膚炎は湿疹の他に以下のような症状が見られます。

  • かゆみのある湿疹が全身に出る
  • よくなったり悪くなったりを繰り返す

頭皮だけでなく全身に、かゆみのある湿疹が出るのが特徴。特に、汗をかきやすい肘の内側や膝の裏首筋などに出やすいとされています。

また、アトピー性皮膚炎は完治させることが難しく、良くなったり悪くなったりを繰り返す特徴もあります。

湿疹の他にこのような症状に心当たりのある女性はこちら>>アトピー性皮膚炎の原因と対策

脂漏性皮膚炎は、カビの一種であるマラセチア菌が頭皮で繁殖することで、炎症を引き起こす疾患です。

マラセチア菌は誰の頭皮にもいる常在菌なので、通常であれば問題はありません。
しかし、餌となる皮脂が多くなると異常繁殖してしまいます。

マラセチア菌には、皮脂を分解し皮膚に刺激を与える遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)を生成する働きがあり、異常繁殖によってこの遊離脂肪酸も増え、頭皮が炎症を起こしてしまうのです。

脂漏性皮膚炎の原因である、皮脂の過剰分泌やマラセチア菌の繁殖を招く要因として考えられるものがこちら。

  • シャンプーの洗浄力不足
  • 洗髪時のすすぎ残し
  • シャンプーのしすぎ
  • 偏った食生活(油っぽい食事・ビタミンB不足)
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足 など

シャンプーの洗浄力不足やすすぎ残しは、頭皮の皮脂汚れがしっかり洗い流されないことで、皮脂の過多やマラセチア菌の増殖に繋がります。

一方、シャンプーをしすぎて頭皮の皮脂が不足すると、不足した皮脂を補うために大量の皮脂が分泌。結果として、マラセチア菌の増殖を招くのです。

皮脂が多くならないように、菌が繁殖しないようにと、たくさん髪を洗えば良いというわけではないので注意しましょう。

脂漏性皮膚炎を対策するうえで重要なのはこの2つ!

  • 皮脂の過剰分泌を抑える
  • 抗真菌剤を使ってマラセチア菌を殺菌する

皮脂の過剰分泌を防ぐには、生活習慣を見直し、頭皮環境を整えることが大切です。

睡眠不足やストレスを解消。ビタミンBが含まれるレバーやお肉の摂取、揚げ物や甘いものを避けるといったことを心がけましょう。

マラセチア菌の殺菌には、皮膚科でマラセチア菌に効果のある抗真菌剤を処方してもらいましょう。

医師が症状や状態を見て、内服なのか外用なのか、薬の強さはどうするかなど調整して処方してくれます。

自分でできる対策としては、菌の繁殖を防ぐ抗真菌成分が配合されているシャンプーの使用がおすすめです。

脂漏性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

コラージュフルフルネクストシャンプーは、抗真菌成分が配合された医薬部外品のシャンプーです。

ミコナゾールやオクトピロックスなどの抗真菌成分が配合されているため、菌の繁殖を防ぎながらスッキリ洗い上げてくれます。

さらに、ノンシリコンで着色料や香料は含まれておらず、頭皮に対して低刺激!

頭皮のベタつきや臭いが気になる女性におすすめの薬用シャンプーです。

乾燥性皮膚炎は、その名の通り頭皮の乾燥によって引き起こされる皮膚炎です。

皮脂には頭皮表面の水分の蒸発を防ぐ、外部からの刺激から守るなど、頭皮のバリアのような働きがあります。

しかし、皮脂の分泌量の低下や洗い流しすぎなどにより皮脂が少なくなると、頭皮が乾燥しバリア機能が低下。刺激に過敏となり、炎症を引き起こしてしまうのです。

乾燥性皮膚炎の原因である、皮脂の洗い流しすぎや頭皮の乾燥を招く要因として考えられるものがこちら。

  • シャンプーの洗浄力が強すぎる
  • シャワーの温度が高すぎる
  • シャンプーを使った洗髪頻度が高い
  • 紫外線によるダメージ
  • 空調による空気の乾燥

お湯は皮脂を溶かし洗い流してしまうので、40度以上あるお湯だと皮脂が不足しがちに。

さらに1日にシャンプーを使った洗髪を何度も行うと、頭皮の皮脂不足を招くので注意が必要です。

乾燥性皮膚炎を対策するうえで重要なのはこの3つ!

  • 毎日の生活から乾燥を予防する
  • 保湿剤を使用する
  • かゆみが酷い場合はステロイド剤と内服薬を使用する

頭皮の乾燥を防ぐには、シャワーの温度は38℃程度、シャンプーは1日1回と決め、シャンプーの習慣に気をつけましょう。

もし、汗をかいて1日に何度も頭を洗いたいときは、シャンプーを使わずお湯のみで行う"湯シャン"で洗うのがおすすめです。ぬるめのお湯でじっくり洗い流せば、汗やほこりはしっかり落ちてくれます。

また、頭皮の乾燥を直接防ぐために、保湿剤を頭皮に塗ることも大切。ドラッグストアなどで”頭皮向け”に販売されている保湿ローションやクリームを使用しましょう。

その他に自分でできる対策としては、アミノ酸系のシャンプーの使用がおすすめ。アミノ酸系シャンプーは洗浄力が比較的優しく、頭皮の潤いを守りながら汚れを落としてくれるのが特徴です。

さらに皮膚科を受診することで、頭皮の状態に合わせて保湿剤やステロイド剤、内服薬などが処方されます。

乾燥性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

haruのシャンプーは忙しい女性向けに作られたアミノ酸系シャンプー。

洗浄力が強いとされる石油系の界面活性剤を使っていないので、頭皮の潤いを守りながら優しく洗いあげてくれます。

女性に多い頭皮や髪の乾燥を防ぐため、5種類の植物由来オイルなど保湿成分をふんだんに配合。清潔で潤いのある頭皮を保ってくれます。

接触性皮膚炎は、アレルギー反応で起こります。

通常ウイルスや細菌などが体内に入っても、体を守る役割をもつ免疫機能が働き、体は正常に保たれます。

しかし、この免疫機能が有害でない物質にまで反応してしまい、体の正常な細胞にまでダメージを与えてしまうことが。これがアレルギー反応です。

シャンプー育毛剤に含まれている成分でも、人によっては免疫機能が働き、湿疹やかゆみを引き起こすことがあるのです。

頭皮に触れることがあるアレルギー物質として考えられるものは数多くあります。

  • カラー剤
  • パーマ剤
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • トリートメント
  • 整髪料(ワックス・スプレーなど)
  • ヘアピンやヘアゴム
  • ニット帽やヘアバンド

頭皮に直接接触するカラー剤やパーマ剤、シャンプーなどのヘアケア製品はもちろんのこと、金属製のヘアピンや布までも接触性皮膚炎を引き起こしてしまうことがあります。

接触性皮膚炎を対策するうえで重要なのはこの3つ!

  • 原因である物質を遠ざける
  • ステロイド入りの外用薬を使用する
  • かゆみが強い場合は内服薬を服用する

接触性皮膚炎の対策として、まずは原因である物質を遠ざけるように心がけましょう。

金属にアレルギーがある場合は金属製のヘアピンは避ける、シャンプーに含まれるシリコンにアレルギーがある場合はノンシリコンのシャンプーを使うなど。

シャンプーやカラー剤などは、他の製品に変えると問題ないこともあります。

人によって、接触性皮膚炎を引き起こす物質は異なるので、どの物質が自分の体に合わないのか見極めることが重要。

原因がわからない場合は、最近頭皮に触れたものの中で、これまであまり触れたことがなかったもの、最近新たに変えた製品がないかチェックしましょう。

さらに、より詳細なアレルギーを把握するために、アレルギーの検査やパッチテストを受けることもおすすめです。

かゆみや湿疹がひどい場合、皮膚科でステロイド入りの外用薬や内服薬を処方してもらいましょう。

アレルギー物質をあまり多く含んでいないシャンプーを探しているのであれば、配合成分が比較的少ない石鹸系のシャンプーや、アレルギーの原因物質を極力カットしているミノンのシャンプーなどがおすすめです。

接触性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

ミノン薬用ヘアシャンプーは、植物由来のアミノ酸系洗浄成分で作られた医薬部外品のシャンプー。

洗浄力が優しいため、強い洗浄力による接触性皮膚炎を防ぐことができます。

また、何よりも注目したいのが、アレルギーの原因物質を極力カットしている点。

もちろん、全ての人に確実にアレルギーが起きないというわけではありませんが、肌が敏感な人でも使用しやすいシャンプーです。

アトピー性皮膚炎は、原因が一つとは限らない多因子性の病気です。

皮膚のバリア機能が、遺伝による体質や生活環境によって低下してしまうことで発症。

悪化と好転を繰り返し、完治させることは難しいといわれています。

アトピー性皮膚炎は、主に体質的な要因と、環境的な要因が合わさって発症・悪化します。

特に、次の項目はアトピー性皮膚炎へと繋がる大きな要因です。

  • 体質的な要因
    ・アトピー素因
    ・皮膚のバリア機能の低下

  • 環境的な要因
    ・ダニやホコリなどのアレルゲン ・汗や乾燥、ひっかき傷などのアレルゲン以外の刺激
    ・寝不足やストレスなどの生活習慣の悪化

体質は遺伝することも多く、改善が難しい場合もありますが、環境が原因であれば簡単に対策ができます。

それでは、アトピー性皮膚炎の対処法について見ていきましょう。

アトピー性皮膚炎を対策するうえで重要なのはこの2つ!

  • 清潔な環境を保つ
  • かゆみを抑える・出ないようにする

アトピー性皮膚炎は、生活環境によって発症・悪化することがあります。

例えば、ほこりダニはアレルゲンになりやすく、肌のバリア機能が弱まっている場合はも大きな刺激となります。

定期的に部屋の掃除や換気をし、汗をかいたらすぐに拭くなど、自分や周りの環境を清潔に保つように心がけましょう。

それでもアトピー性皮膚炎は完治させることが難しく、何度も症状が出てしまう疾患です。

かゆみや湿疹が出た場合、ステロイドが配合されているかゆみどめなどを使用し、かゆみ自体を抑えるようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の方の場合、シャンプーに含まれている成分によってかゆみや湿疹が出てしまうこともあります。

アレルゲンが配合されていることが少ない、せっけんシャンプーを使うようにしましょう。

アトピー性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

シャボン玉せっけんの無添加シャンプーはその名前の通り、皮膚への刺激となる添加物を使わず、かゆみや湿疹が出る原因であるアレルゲンの配合を極力抑えた石鹸シャンプー。

泡のまま出るタイプなので、すすぎ残しをしにくいのも特徴です。せっけんカスのすすぎ残しは、アトピー性皮膚炎を悪化させる原因になるので、嬉しいポイントの一つ。

値段もお手ごろで、ドラッグストアなどで気軽に購入できます。

皮膚炎による湿疹やかゆみが出ている方に、ぜひ一度見直してほしいのが洗髪方法

間違った洗髪方法は、頭皮環境の悪化につながり、湿疹やかゆみが出てしまう原因にもなります。

湿疹や皮膚炎の対策として覚えておきたい洗髪のポイントは4つ!

  • 爪を立てずに洗う
  • しっかりとすすぐ
  • お湯の温度はぬるめにする
  • ちゃんと乾かす

爪を立てて頭皮を洗うと、頭皮が傷つき炎症が悪化するので気をつけましょう。頭皮を傷つけずしっかり洗うには、指の腹を使ってマッサージするように洗うのがおすすめです。

また、すすぎ残しは皮脂の過多汚れ残りに繋がり、脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎を悪化させる可能性が。臭いやベタつきも出てしまうので、じっくり時間をかけてすすぎましょう。

頭皮や髪が濡れた状態が長く続くと、雑菌の繁殖や頭皮の臭いに繋がります。洗髪後は、あまり放置せずすぐにドライヤーで乾かしましょう。この時、髪の毛はもちろん、頭皮をしっかり乾かすように意識するのがおすすめです。

Comment ann 1
あん

頭皮湿疹の原因は主に4つの皮膚炎。それぞれ症状も原因が違ったよね。だからこそ、対策方法も違うし直すために使う薬も違うから、何よりもまずは湿疹の原因だったり、皮膚炎がなぜ起こってしまったのかその要因を知ることが大事なんだよ。

頭皮湿疹の対策3STEPをおさらい

  • ①どの皮膚炎による頭皮湿疹なのか、原因は何かを把握する
  • ②皮膚炎を引き起こす要因を取り除く
  • ③原因と症状に合った薬を用いる

Comment ann 1
あん

このポイントをおさえて対策してもなかなか改善しない、湿疹の原因がいまいちはっきりわからない…。そんな時は迷わず皮膚科に相談してみてね。お医者さんに診てもらうことで、素人目ではわからないこともちゃんと診断してもらえるはずだよ。


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