もくじ

  1. 1 生え際やおでこの湿疹をどうにかしたい…!
  2. 2 生え際にできる湿疹は「皮膚炎」の可能性があります
  3. 3 ①脂漏性皮膚炎〈生え際にできる湿疹の原因と対策〉
  4. 4 ②接触性皮膚炎〈生え際にできる湿疹の原因と対策〉
  5. 5 【参考】どの皮膚炎でも注意すべき髪の洗い方とは
  6. 6 生え際の湿疹を治すには、まず原因を知ることから!
  7. 全ての目次を見る
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あん

生え際やおでこにできた湿疹ってどうやったら治るのかな…?

薬を塗っても治らないと、どうしたらいいかわからないし困っちゃうよね。。

そこで今回は生え際やおでこにできる湿疹の原因と対策、治療法を紹介するよ!

その湿疹、皮膚炎かも!?

おでこや生え際に起こりやすく、湿疹を伴う皮膚炎は2つです。

脂漏性皮膚炎というのは簡単にいうと”脂”が関係している皮膚炎。おでこや生え際が夕方になるとベタつく、という人は多いですよね。このように、おでこや生え際は”脂”が多く分泌されるため、脂漏性皮膚炎が起こりやすい箇所と言えるのです。

一方、接触性皮膚炎というのは一般的に”かぶれ”と呼ばれるもの。ワックスなどの整髪料によるかぶれ、金属やゴムによるかぶれなども、この接触性皮膚炎の原因になります。おでこや生え際は、整髪料がつきやすく、ピンなどのヘアアイテムが接触する箇所でもあるので、接触性皮膚炎の可能性が考えられるのです。

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あん

なるほど!おでこや生え際だからこそ、起こりやすい皮膚炎があるんだね。でも、薬を塗っても治らないこともあるよね。。

これって、どうしてなんだろう?

薬を塗っても湿疹が治らない…

ドラッグストアで購入した薬や、皮膚科で処方された薬を使っても症状が改善しないこともあります。

当たり前のことですが、頭皮や生え際に湿疹が出るのはなんらかの原因があります。その原因を理解して、適切な対策と原因に合う薬を使用しなくては意味がありません。

そこで頭皮湿疹を治すには次の3つが必要です。

  • ①原因把握:どの皮膚炎による頭皮湿疹なのか把握する
  • ②表面的な対処:原因に合った薬を用いて治療する
  • ③根本的な対策:皮膚炎を引き起こす要因を取り除く

薬を使用しても生え際の湿疹が治らない女性は、②の根本的な対策ができていないことが多いのです。

まずはそれぞれの皮膚炎の症状を紹介するので、自分はどの皮膚炎による頭皮湿疹なのかを探っていきましょう。

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あん

まずは脂漏性皮膚炎の症状や特徴を確認してみよう!

【脂漏性皮膚炎の症状・特徴】

脂漏性皮膚炎の症状には、湿疹の他に、皮脂の過剰分泌による頭皮のべたつきしっとりした湿性のフケ臭い赤みかゆみかさぶたなどの症状がみられます。


【脂漏性皮膚炎の原因・発症のメカニズム】

脂漏性皮膚炎の原因は、皮脂の過剰分泌によって皮膚の常在菌であるマラセチア菌というカビの一種が増殖すること。

このマラセチア菌は皮脂を栄養としているので、皮脂が増えると増殖しやすく、脂漏性皮膚炎を引き起こしてしまうのです。

脂漏性皮膚炎の原因である、皮脂の過剰分泌やマラセチア菌の繁殖を招く要因として考えられるものがこちら。

  • シャンプーの洗浄力不足
  • 洗髪時のすすぎ残し
  • 偏った食生活(油っぽい食事・ビタミンB不足)
  • 過度なストレス
  • 睡眠不足 など

これらの生活習慣に心当たりがある女性は要注意!
この他にも環境的要因遺伝的要因精神的ストレスなどが複数に絡み合っています。

続いて、脂漏性皮膚炎の対処法を見ていきましょう。

脂漏性皮膚炎の対策・対処法はこの2つ!

  • 皮脂の過剰分泌を抑える
  • 抗真菌剤を使ってマラセチア菌を殺菌する

皮脂の過剰分泌を防ぐには、生活習慣を見直し、頭皮環境を整えることが大切です。

まず、皮脂が多くなるのは、睡眠不足やストレス、ビタミンBの不足、油の多い食生活などが原因です。 睡眠の質を高め、ストレスは意識して発散するようにしましょう。

また、皮脂の分泌量を増やす、脂っこいもの・糖分の多い食事は避け、ビタミンB群が多く含まれた食材(ほうれん草・卵・レバーなど)を積極的に摂るのがおすすめです。


次に、マラセチアの殺菌は、皮膚科でマラセチアに効果のある抗真菌剤を処方してもらうのが良いでしょう。 医師が症状や状態を見て、内服なのか外用なのか、薬の強さはどうするかなど調整して処方してくれます。

自分でできる対策としては、抗真菌成分が配合されているシャンプーを使用するのがおすすめです。

脂漏性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

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あん

次は接触性皮膚炎の症状や特徴を見ていこう!

【接触性皮膚炎の症状・特徴】

接触性皮膚炎の特徴的な症状はかぶれです。 その他に、湿疹かさぶたかぶれフケ発疹赤身水疱などが見られます。


【接触性皮膚炎の原因・発症のメカニズム】

接触性皮膚炎の原因は、皮膚に直接触れた物質に対するアレルギー反応です。

接触性皮膚炎はアレルギー反応によって起こるため、生え際はもちろん、顔・身体・頭皮などにできる可能性があります。

生え際や頭皮に湿疹ができる要因として考えられるアレルギー物質がこちら。

  • カラー剤
  • パーマ剤
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • トリートメント
  • 整髪料(ワックス・スプレーなど)
  • ヘアピン など

心当たりのある方は、まず使用を控えましょう。

接触性皮膚炎の対策・治療法はこの3つ!

  • 原因となる物質を避けること
  • ステロイド入りの外用薬を使用する
  • かゆみが強い場合は内服薬を服用する

まずは、生え際にできる湿疹の原因となっている物質を避ける必要があります。
そのためには、原因物質が何なのか突き止めなければいけません。

例えば、実験的に今日はシャンプーを違うものにしてみよう、と違うものを使用します。
それで湿疹がでなければ原因は以前使用していたシャンプーだったことがわかりますね。

原因を特定できない場合は、皮膚科またはご自身でパッチテスト(注1)をして、確認してみましょう。


また、接触性皮膚炎(かぶれ)の治療で一般的なのは、ステロイド入りの外用薬。症状がひどい場合は医師の判断で内服薬を処方されることもあります。

市販薬もありますが、かさぶたやかゆみがひどい場合には皮膚科の医師に相談してみましょう。

注1:パッチテストとは、かぶれの原因物質を調べる方法のこと。かぶれの原因となっている可能性のある物質を専用のシールを貼りつけ、アレルギー反応が出るかどうかを調べます。

接触性皮膚炎の女性におすすめのシャンプー

洗い方を見直そう!

生え際の湿疹が気になる女性は、洗髪方法が要因となっている可能性があります。
頭皮環境を整えるためには、普段以上に丁寧な洗髪を心がけましょう

&Hairおすすめの洗髪方法がこちら。

  • 1)髪を濡らす前にブラッシング
  • 2)ぬるま湯で2~3分予洗いする
  • 3)シャンプーを手で泡立ててから頭につける
  • 4)指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
  • 5)よくすすぐ
  • 6)頭皮までしっかり乾かす

まずは、シャンプー前のブラッシングで頭皮の汚れを浮かせておきます

その後に行う予洗いで、髪の汚れはほとんど落とすことができます。 そのため、シャンプー洗髪では、髪でなく頭皮を中心にやさしくマッサージをするように洗っていきます
この時、爪をたてないように気を付けてくださいね。

また、すすぎ残しがあると、頭皮の毛穴詰まりによって頭皮トラブルの原因になることがあります。 特に生え際や後頭部はすすぎ残しが多いので注意して、十分に洗い流しましょう。

髪の毛が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすいので、お風呂から上がったらすぐに髪の毛と頭皮を乾かすことも忘れずに。

ほんの少しの意識で簡単にできることばかりなので、今日からでも洗髪方法を見直してくださいね。

最後に洗髪時の注意点をまとめたので確認しておきましょう!

洗髪時の注意点はこれ!

  • 乾燥防止:シャワーの温度は38度ほどのぬるま湯
  • 乾燥防止:シャンプーを使った洗髪は1日1回
  • 毛穴詰まり防止:1日の汚れを落とすに洗髪する
  • 頭皮環境の悪化防止:自然乾燥NG、頭皮までしっかり乾かす
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生え際の湿疹を治すには、まず原因を知ることが大切だったね。とくに生え際やおでこに起こりやすい皮膚炎は、①脂漏性皮膚炎と②接触性皮膚炎の2つ。それぞれの症状や、皮膚炎の要因になってしまう事柄から、自分の湿疹の原因が何なのか、チェックしてみてね。

  • 脂漏性皮膚炎の特徴と要因
    特徴:頭皮のべたつきやしっとりした湿性のフケ、臭い、赤み、かゆみ、かさぶた
    要因:シャンプーの洗浄力不足、食事など皮脂の洗い残しや過剰分泌に繋がること

  • 接触性皮膚炎の特徴と要因
    特徴:かぶれ、湿疹、かさぶた、かぶれ、フケ、発疹、赤身、水疱
    要因:カラー剤などの薬、シャンプーなどの成分、金属などアレルギーを起こす可能性があるものとの接触

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薬を塗っても治らないときは、使っている薬が原因に合っていないかもしれないから、もう一度お医者さんにみてもらった方がいいかも。それから、皮膚炎の原因がいつまでも続いていたら、いくら薬を使っても治らないこともあるから原因を探して、遠ざける工夫もしてみてね。


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